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プログラミングしておけば、上の表で分かるとおり、 324.5 と自動的に算出されるわけです。
このように、ある期間の 消費量と調達リードタイムが分かれば、発注点を簡単に求めることができ
ます。通年で需要が安定しているものもあれば、季節で変動するアイテムもあります。消費量のト
レンド(変動)に合わせて、この発注点を見直すことも忘れてはいけない重要なことです。
また、この公式からは、「リードタイムが長いほど、消費量にばらつきがある」ということがわか
ります。調達リードタイムを極力短くすることも併せて大切です。
また、消費量異常の気づきも大切です。現場(ユーザー) で何か問題が発生していない か、すばや
くキャッチ するなど、現場でなにが起きているかの把握 が大切であることは、言うまでもありませ
ん。
在庫数の正確さも重要です。倉庫マンは棚卸以外にも循環棚卸をするなどして、台帳と実在庫のつ
けあわせをいつも行うようにしてほしいものです。
松村晴彦/ハリーコンサルティング事務所
業務改善コンサルタント
公益㈶茨城県中小企業グローバル推進機構 登録専門家(生産管理・国際ビジネス)
ガ―ソン・レーマン・グループ カウンシルメンバー
[email protected]
https://hcs-asia.com