■ 2025年1-8月で世界PEV販売台数1,250万台で前年比25%増
◎ EV、2025年間予測2,250万台で世界シェア25% (2025年、世界の自動車販売台数予測約9,000万台)。
◎ 売れるOEMと売れないOEMが明確になってきており、更に差が拡大する傾...
■ 2025年1-8月で世界PEV販売台数1,250万台で前年比25%増
◎ EV、2025年間予測2,250万台で世界シェア25% (2025年、世界の自動車販売台数予測約9,000万台)。
◎ 売れるOEMと売れないOEMが明確になってきており、更に差が拡大する傾向にある。
■ 米国;7月と8月の両方で、EVの平均取引価格は内燃機関車を$600下回った
◎ EV税額控除廃止前の駆け込み需要とOEMの在庫整理のため。
◎ 今後、自動車OEMは徐々にEVの供給を減らし一度価格は高くなる。
◎ これまでの価格低下傾向から、2-3年後には、再度、内燃機関車より安くなる。
■ 欧州;自動車販売はEVへの関心の高まりにより15ヶ月ぶりに過去最大の増加
◎ 一方、Teslaの販売台数は7月40%減少し、市場シェアはわずか0.8%に落ち込んだ。
■ IAAでVW、BMW、MBは起死回生BEVを発表。同時に排ガス規制緩和を求めた
◎ BMW、MB、VWは米国Tesla、Rivian、中国新興EV(Xpeng等)と同様の「ゾーン型SDV」 としてBEVをゼロから作り直した
◎ 「ゾーン型SDV」にする事でBMW、MB、VWは、(ハードとしてのクルマは同じで)中国向けにソフトだけ総入替えして販売
◎ ドイツのメルツ首相及び欧州自動車会社幹部は、排ガス規制緩和(来年・再来年の数字、2035年の延期)を求めたが、「2035年までに排出ガスゼロ」という期限の延期や撤廃までには至っていない。
■ 中国のPHEV(特にEREV)が欧州進出でIAAミュンヘンを席巻
◎ 特に、BYD、Xpeng、Leapmotor
◎ BYDの欧州での重要戦略車であるPHEV「Sealion 6」(EREVではない)は来年1月から日本でも販売開始される予定。
■ RivianとFordのCEOが「中国製EV技術がはるかに優れている」ことを主張
◎ 以前から、VW、BMW、Mercedes、Volvo、更にはTeslaも同様の認識を公言している。
■ 中国の戦略的技術エリアでは、欧米VCの国内投資が意味を持たない可能性
◎ 中国の成長エリア企業は利潤を追求しない傾向があり、欧米企業が競合しても利益を生めなる可能性がある。