ILS2025_SYNRA_20250915_3DVibration_Visualization.pptx

Introduction

1. プラント設備診断をターゲットにした 振動監視カメラソリューション技術の開発 広島大学発ベンチャー SYNRA 株式会社　 丨 　 CEO 　 島崎航平

2. 略歴 2 [ 略歴 ] 2012 年 3 月　私立土佐中学高等学校（高知県高知市）卒業 2016 年 3 月　広島大学工学部第 2 類卒業 2016 年 4 月　たおやかで平和な共生社会創生 ( 博士課程リーディング ) プログラム入学 2019 年 2 月　デジタルものづくり教育研究センター 特任助教 就任 2020 年 9 月　博士課程後期単位取得退学 2022 年 12 月　先進理工系科学研究科 助教 就任 ~ 現職に至る [ 研究成果・受賞歴 ] IEEE Sensors 2018, 1st Place Oral Student Paper Award など 原著論文 38 編、国際学会発表 46 件、受賞 14 件、特許 12 件 など [ その他 ( 特記事項 )] ・「広島大、リアルタイム振動イメージャー開発　周波数すべて “見える化”」　日刊工業新聞社 ・「広島大、遠くの振動触って確認するシステム　高温装置の異常体感」　日刊工業新聞社 ・ J- StarX ・米国東海岸コース Global Entrepreneurship Growth Program in Boston 2023 Fukushima Tech Create ( ビジネスアイデア事業化プログラム ) 2024 ひろしまユニコーン 10 2024 FASTAR 中小機構のアクセラレーション事業 11 期 2024 J- StarX Local to Global Success ・（起業前・アジアコース ( シンガポール渡航 ) ） 2024 The Constellation Program by SmoreWorks – MassChallenge 2025 「 PSI ・ GAP ファンド支援プログラム」（ステップ 2 ） 2025 [ その他 ( サッカー・フットサル )] 2009 年 第 64 回 トキめき新潟国体出場（四国代表、現日本代表「遠藤航」と対戦） 2012 年 第 90 回 全国高校サッカー選手権大会・ H23 年全国高校総体出場 2015 年 第 11 回 全日本大学フットサル大会準優勝（第 12 回： 3 位） PSI GAP ファンドプログラム （ステップ２） ビジネスの可能性の評価と PoC 実証 / 起業に向けた課題解決 / VC 投資判断 事業計画策定や市場調査、顧客の特定 / 「ステップ 2 」終了後、大学等発スタートアップ組成　等 「エッジ高速カメラを用いた広域振動エリアセンシング」 研究代表者　 広島大学 島崎 航平 助教 事業化推進機関 ( 株 ) みらい創造インベストメンツ プラント設備の微小振動異常を捉える全域モニタリング技術 微小振動分布を広域に捉えた デジタルツイン型データベース 代表取締役社長　島﨑航平 ( 広島大学 助教 ) スマート検査・モニタリング PJ の 成果の実装化の推進を目的とする

3. 課題 予知保全のニーズは顕在化している一方で、 「既存技術では手が届かない領域」は拡大 3 社会的課題 現場課題 人手不足 保全の属人化 設備の老朽化 高所・高温・高圧といった場所へのセンサ設置が困難 足場設置や操業停止を伴い、高コスト・高リスクの作業になる 定期点検（ TBM ） から、状態基準保全（ CBM ）、 そして予知保全（ PdM ） へのシフトが強く求められる ※50 社以上、ヒアリングを実施し、本課題に設定

4. バリュープロポジション 4 これからは、 遠隔で・見た目で・すぐに判 断 できる時代へ

5. ユニーク性 単なる「次世代型センシング技術」にとどまらず、 保全業務を根本から革新する技術 5

6. ユニーク性 6 3D Modal Shape Video 0.2 Hz 4.0 Hz 5.7 Hz 12.9 Hz 15.1 Hz 20.6 Hz 長崎県中小橋梁

7. ユニーク性 単なる「次世代型センシング技術」にとどまらず、 保全業務を根本から革新する技術 高速映像ダイナミクス特徴量の 3 D モデルへのマッピングにより デバイスを超えた 統合的 PdM ソリューション 7

8. ビジネスモデル 8 顧客ごとに “保全の標準オペレーション” をつくり、スイッチングコストの高い B2B インフラモデルを確立 初期 成熟期 その先 導入＋サブスクリプション型 初期導入費用 ：高速カメラ機材・制御システム・ソフトウェア一式 年間サブスクリプション ：データ解析ツール・ダッシュボード・診断支援 UI SaaS 型診断サービス デジタル座標空間上で、異常傾向の自動検知・劣化スコアの算出・保全計画支援を提供 「自律型・非接触保全」の基盤技術に デジタルとリアルの経度緯度座標位置に連動した広範囲巡回モニタリングの自動化

9. マーケットプラン 9 急成長する“次世代インフラ市場”の 未踏領域から参入 し、世界展開を目指す 予知保全市場規模予測 主要業界別市場規模予測 2022 年 2030 年 約 1 兆円 約 9 兆円 CAGR 29.5 ％ 分野 2022 年 市場規模 2030 年 市場規模予測 CAGR 2022-2030 組立型製造業 1,540 13,300 約 30.9% プロセス型製造業 1,680 11,900 約 28.9 ％ エネルギー・発電所 1,260 8,620 約 25.9 ％ 輸送（鉄道・湾港等） 970 7,450 約 31.9 ％ 医療設備・ヘルスケア 650 5,400 約 32.7 ％