謎単位「坪」 .

i_Pride 0 views 7 slides Oct 03, 2025
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2025/10/03の勉強会で発表されたものです。


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謎単位「坪」

1坪 = 1間×1間 = 約3.3㎡ 1坪 1間 (約1.82 m ) 1間 (約1.82m) 1㎡ 1間 = 6尺 = 約1.82 m 比較用 「1坪 = 畳2枚分」とも言われる。 中京間の畳がちょうどそのくらい。 (1.82 m × 0.91 m) 1坪

古代中国の長さの単位「歩」が由来? 1歩 長さの単位であると同時に、 1歩×1歩 の面積を意味する。 (右足と左足セットで1歩らしい) 1歩 1歩 1歩 「ひとつほ」(1歩) ↓ 「ひとつぼ」(1坪) このように 音が変化した説がある ※現在の読み方は「ぶ」

奈良時代に水田の面積の単位として使用 奈良時代の養老律令に「長さ30歩、広さ12歩を1段とすること」と記載。 口分田の支給や税の徴収はこの単位を基準に行われた。 1歩 30歩 12歩 その後、呼び方が変化し 「歩」→「坪」 「段」→「反」 となった。 1歩 1歩 1段 = 360歩

米の生産量「石」との関係 大人1人が1年に食べる米の量 = 1石 1石の米が獲れる水田の面積 = 1反 大人1人の1日分の米が獲れる水田の面積 = 1坪 ※昔は1年が360日

太閤検地により1反 = 300坪 に変更 豊臣秀吉の太閤検地により1反 = 360歩 → 300歩 に改められた。 土地の生産量「石高」を基準に税が徴収されていたため、 事実上の増税とも言われている。 これからは300歩で1石の米が 獲れることにします。 これにより1反 = 約990㎡ となり、その後登場する メートル法への変換が多少しやくすなったかも…?

「坪」の歴史 歩幅を基準として中国で生まれる 日本では米の生産量を基準として 主に水田の面積に使われる メートル法に駆逐される 太閤検地などで基準は何度も改正 現代では畳2枚のイメージが強い?