自由に移動する複数の⼈々に異なる映像を提⽰するディスプレイシステムについての基礎検討

sugiuralab 113 views 1 slides Apr 02, 2025
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複数の視聴者が単一のディスプレイを視聴する際,視聴者が得られる映像体験は画一的なものであり,各視聴者に個別の映像体験を提供することは困難である.加えて,単一ディスプレイでは視聴位置によって映像体験の質...


Slide Content

移動する複数の⼈々に
異なる映像を提⽰する
ディスプレイシステム
慶應義塾⼤学
鷹取優弥
慶應義塾⼤学
杉浦裕太
01概要
02原理
複数映像提⽰
•ピンホールで視線を制限
•三⾓⽐を⽤いて制限先のディスプレイ上の座標を計算
•計算した座標に映像を分割投影
•複数の映像提⽰による
映像体験の質の損傷
•視聴者の位置による
視認性の変化
背景
•視聴者ごとの個別映像体験の提供
•各視聴者の視線⽅向や視聴位置に
依存しない映像体験を提供
⽬的
•ピンホールを開けたマスクで
ディスプレイを遮蔽
•視線を制限し,ディスプレイ上の
特定の座標を視聴
•移動をトラッキングし,対応して
投影位置を変化
提案⼿法
03実装
•マスクを作成
-縦200mm 横300mm
厚さ1mm
•ピンホール
-数: 60x60
-サイズ: 1.5mm
-間隔:縦3mm 横4.5mm
•ディスプレイ
-13インチMac book Air
•左右の視聴者に右の画像を
投影
04結果
問い合わせ先 [email protected]
⾃由移動
•移動をトラッキングし,座標の変化を取得
-Haar Cascades識別器を使⽤して顔・⽬を検出
-画⾯上と実際の顔幅およびカメラの焦点距離から距離推定
•投影位置を再計算して再投影
投影結果
•同時投影しているが異なる
画像として視聴可能
•移動しても画像が追従
課題
•映像の⾼解像度化
•トラッキングの精度
•最適なピンホールの
サイズ・数・間隔の探索
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